自衛官を退職して1年。現在はGWOインストラクターとして全国を飛び回る傍ら、副業でブログを運営しています。テーマは「40代自衛官の転職と人生設計」。全て実体験ベースで記事を書いています。
しかし、実は今——
Googleアドセンスの審査に不合格となり、再挑戦中です。
この記事では、僕の現状と、今回徹底的に調べたアドセンス合格に必要な条件とを照らし合わせ、何が足りなかったのか?今後どう改善していくのか?を“データ付き”で共有します。
「まだ合格できていない」けど、「確実に前に進んでいる」。そんなリアルな挑戦記をお届けします。
僕のブログの現状(2025年8月時点)
- 記事数:31本
- 直近28日間の新規ユーザー数:54名
- 検索流入(Organic Search):10名(19%)
- SNS流入:34名(63%)
- 収益:ゼロ
※データはGA4より(2025年7月9日〜8月5日)
アクセスはまだ少ないものの、検索流入がゼロではなかったのは希望でした。ただし収益はゼロ。そしてGoogleからの審査結果は「有用性の低いコンテンツ」。つまり、記事数は十分でも「ユーザーの疑問に答えていない」「読者の役に立っていない」と判断されたということです。
アドセンスに合格するには何が必要か?(徹底リサーチ結果)
2025年の現時点で、合格者たちの傾向やGoogleのポリシー、ガイドラインを調査したところ、以下のような共通点が見えてきました。
合格ブログの特徴
項目 | 傾向 |
---|---|
記事数 | 10〜20記事でもOK。内容が充実していれば少数でも通る |
文字数 | 1記事あたり2000〜3000文字程度 |
構成 | H2/H3を使った整理された構成、結論→理由→体験談→まとめが王道 |
ジャンル | 雑記でもOK。YMYL系は専門性が問われるので注意 |
内容 | 体験談×データや一次情報の融合(E-E-A-T) |
サイト構成 | プライバシーポリシー、問い合わせ、プロフィール、サイトマップ必須 |
UX | モバイル対応、内部リンク整理、表示速度、目次の有無も影響 |
合格者のリアルな実例
- 40代会社員:記事10本、1記事2500文字。体験+統計データ引用で合格。
- 主婦ブロガー:記事6本で4回目の挑戦で合格。悩み解決に徹した構成。
- 大学生:記事15本、日常の雑記ながら「読者の疑問に答える内容」に集中。
✅ 共通点は「読者目線で徹底的に考えられた構成」と「独自体験を軸にしていること」。数ではなく“本質”です。
僕の現状とのギャップ分析
要素 | 合格基準 | 僕の現状 | コメント |
---|---|---|---|
記事数 | 10〜20本でもOK | 31本 | ◎ 数は十分 |
1記事の文字数 | 2000〜3000文字推奨 | 約1500〜1700文字が中心 | △ ボリューム不足気味 |
読者の悩みに対する答え | 明確な解決+構成力 | 実体験ベースだが構成が甘い | △ 改善余地あり |
E-E-A-T | 体験×専門性×信頼性 | 体験はあるが情報引用が少ない | △ 補足資料と一次情報を強化 |
必須ページ類 | プロフィール・問い合わせ等 | 一通り設置済み | ◎ 問題なし |
UX | モバイル最適化、目次、回遊性 | 改善途中 | △ さらに磨きたい |
検索流入 | 10〜20名でも可能性あり | 10名 | ◯ 希望あり |
僕が実践するアクションプラン
アドセンス審査前のチェックリスト(保存版)
審査に出す前に、最低限クリアすべきポイントを一覧にしました。
以下は合格者たちの声とGoogleのガイドラインを元に整理した“共通の通過点”です。
チェック項目 | 状況 | コメント |
---|---|---|
プライバシーポリシーの設置 | ✅ | サイト下部や固定ページで明記 |
お問い合わせフォーム | ✅ | Googleフォームでも可 |
運営者情報(プロフィール) | ✅ | 信頼性向上に必須 |
サイトマップ(HTML/XML) | ◯ | プラグインなどで自動生成可 |
モバイル対応(レスポンシブ) | △ | PageSpeedで確認・修正中 |
GA4・サーチコンソールの設定 | ✅ | データ分析・インデックス確認に必要 |
記事数10本以上 | ✅ | 内容重視なので数より質を意識 |
1記事2000字以上 | △ | リライト進行中(現在1500〜1700字) |
オリジナリティのある体験談 | ✅ | 自衛官経験・転職経験を活用中 |
他サイトからのコピペなし | ✅ | 全文オリジナルで構成 |
✅ この表を自分の進捗チェックにも使いながら、着実に改善中です。
STEP1:文字数・情報の深みを増す
- 記事ごとに「読者が何を知りたいか」を明確にし、2000文字以上へ。
- 経験談+引用・統計のハイブリッド構成に。
STEP2:読者導線を再構築
- 「悩み→答え→体験→まとめ」の型で記事を整理
- 内部リンクと関連記事で回遊性を強化
STEP3:信頼性を高める
- 厚労省・厚生労働白書・転職関連メディア等から一次情報を引用
- 体験を主軸に、裏付けを加えることで説得力アップ
STEP4:チェック項目の見直し
審査前に必ず確認すべき「基本の10項目」をリストアップしました。合格者の事例から抽出された“共通ポイント”です。以下を参考に、自分のサイトがどこまで整っているかを可視化できます。
チェック項目 | 状況 | コメント |
---|---|---|
プライバシーポリシーの設置 | ✅ | サイト下部や固定ページで明記 |
お問い合わせフォーム | ✅ | Googleフォームでも可 |
運営者情報(プロフィール) | ✅ | 信頼性向上に必須 |
サイトマップ(HTML/XML) | ◯ | プラグインなどで自動生成可 |
モバイル対応(レスポンシブ) | △ | PageSpeedで確認・修正中 |
GA4・サーチコンソールの設定 | ✅ | データ分析・インデックス確認に必要 |
記事数10本以上 | ✅ | 内容重視なので数より質を意識 |
1記事2000字以上 | △ | リライト進行中(現在1500〜1700字) |
オリジナリティのある体験談 | ✅ | 自衛官経験・転職経験を活用中 |
他サイトからのコピペなし | ✅ | 全文オリジナルで構成 |
✅ 審査前にこのチェックリストを見直すことで、申請の精度が一段上がります。> ✅ これらを「読者にも見える形」で提供すれば、信頼感がぐっと上がります。
記事構成テンプレート(共有)
H2:◯◯とは?
H2:なぜ◯◯が重要か?
H2:体験談:僕のケース
H2:うまくいったポイント・失敗ポイント
H2:まとめ:まずやるべきこと
このテンプレは、ブログ初心者でも記事設計しやすく、審査にも通りやすい形です。
他のブロガーも活用している便利ツール(僕も導入予定)
アドセンス合格者の多くが活用している定番ツールを紹介します。
僕自身はまだ本格的に使い込めていないのですが、「合格者の成功事例」でよく登場するツールなので、次回審査に向けて取り入れる予定です。
▼中身と使いどころを調べた結果、以下のように使えるようです。
🔹 Google PageSpeed Insights
- サイトの表示速度を測るGoogle公式ツール。
- モバイル/PCそれぞれの速度を100点満点で表示。
- 「改善できる項目」も表示され、SWELL設定や画像最適化に役立つ。
🔹 モバイルフレンドリーテスト
- Googleがスマホ表示の快適さを自動チェック。
- 合格すれば、UX・SEO評価もアップ。
- フォントやリンク間隔、画面幅などの不備を指摘してくれる。
🔹 ラッコキーワード
- 検索ユーザーが実際に入力している関連語・質問形式を一覧表示。
- 記事タイトルやH2見出し設計に最適。
- 「40代 転職 厳しい」などの不安ワードから読者ニーズを発見できる。
🔹 O-DAN
- 海外フリー素材を一括検索できる画像検索サイト。
- 挿絵・アイキャッチ素材に使える高品質素材が豊富。
- 日本語検索も対応。英語で探すとさらに選択肢が広がる。
今後、これらを実際に使って改善につながったらまた別記事で報告したいと思います!
- Google PageSpeed Insights(表示速度チェック)
- モバイルフレンドリーテスト
- ラッコキーワード(キーワード整理)
- O-DAN(フリー画像)
これらを活用すれば、UXとSEOの両面から改善が可能です。
不合格になって見えた“本当の価値”
31記事書いて、不合格。
正直、ショックでした。が、その後徹底的に調べて見えてきたのは——
数ではなく、読者が「来てよかった」と思える“質”が最重要。
検索で来た人が、「答えがここにあった」と感じるか?
この視点こそが、すべてのカギだと痛感しています。
次こそ合格へ。継続こそ、力
自衛官時代の訓練と同じで、正解は一度で掴めない。だからこそ、修正・改善・再挑戦のサイクルを止めない。
継続こそ、力。
この言葉を胸に、もう一度、地に足をつけて挑みます。
この記事が、同じように悩みながらも挑戦しているあなたの背中を、ほんの少しでも押せたらうれしいです。
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